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もてない人間の雑記帳・ゆるく断捨離中

本の感想と鈍臭人間の主張  

雨の日曜だ。
今月は異常に休みが少ないので、休日は外に出ない。
人が多くて疲れるから。
最近朝のターミナル駅で改札を出るときに、向こうから押し寄せてくる人が人じゃないみたいに思えて怖い。

そんな中で最近読んだ本でも書いてみようと思う。


『就活エリートの迷走』豊田義博
これは今まで読んだ就活分析本の中で最もよく分析されていると思ったし、現代の就活(ここでは学生が新卒で内定を取るための活動のみを指す)とはいかなるものかを知るために、すべての世代の人に読んでほしいと思った。
本当に忌まわしき「シューカツ」のメカニズムが克明にわかると思う。
著者はリクルートの中の人なので当然と言えば当然なんだけど。
リクルートなんて就活を金のなる木としか見ていないと思っていたが、見直した。
ちゃんと、問題意識も持っているし、企業に対して改革案も提示しようとしてくれている。
まあ、就活をこのような形に仕立て上げる一端を担ってしまった同社の弁解書だという感想もあるみたいだけど、ここまでの分析と、「就活で成功する人=内定を取る人とそうでない人」が生まれる仕組みや、就活エリートと呼ばれる層がいかにして生まれ、入社後どのような道をたどるのか、そしてその心境を分析した点においては評価できる。
私が学生の時に気持ち悪いと思っていたのはこの本で言う「就活エリート」と呼ばれる人々だったことが分かった。
そつなくこなすからこそ恐ろしい。
就活に操られているような人々に疑問を覚えていたのだと思う。
就活に操られた人も、ただ憎んでいた人も、もう就活なんて当の昔になった人も、これから就活という呪いのイベントが始まる人も、そんなもの無縁よという人も、とにかく一読してみるといいと思われる。



『オテル モル』栗田有紀
タイトルを見て、なんだこりゃ?と思って読んでみた。
タイトルの意味は読んでいけばわかる。
求職中の主人公が新たに始めることになった仕事とは…?
この仕事場の雰囲気がとても好きだった。
仕事←→家庭の行き来が繰り返されるけど、仕事の場面のほうが圧倒的に好き。
家族や同居人との関係がちょっと特殊なんだけど、とくに主人公の肉親である登場人物が好きになれないというか理解できなかった。
なんでこの人のことを想うことができるの?血がつながっているというただそれだけで?とか色々思ってしまって…
実際血縁ってそういうものなんだと思うけど、私自身けっこうその辺の感情に欠けているところがあるからな。
余談だけど、先日ニュースで「ママにひどいことされたけど自分にとっては世界でたった一人のママだから嫌いになんてなれないよ」みたいな内容の歌が母親世代の心をつかんでにわかなブームになっているというのを見てどうも疑わしいと思った。
何が疑わしいかと言うと、この歌を支持するのは実際には親に虐待とかされたことない人なんだろうなと。
実際ネグレクトとか虐待とかされると、インナーチャイルドというものが育たず、親を許せない自分が許せないというアダルトチルドレンになって大人になってからも苦労したりする。
全員が全員そうではないと思うけど。
まあ歌の話はいいや。
この『オテル モル』の主人公、久々に喪的な意味で共感できる主人公か?と思ったが、決してそんなことはなかった。



『ダンゴムシに心はあるのか』森山徹
読み終えて思う。
ダンゴムシに限らず、すべての生物には心がある。
その根拠は実際にこの本で著者がダンゴムシをはじめとする生物に加えた実験の過程と結果を見てもらうとして、文系人間の私には、「心」とは何かという定義付けが特に興味深かった。
こういう突飛なタイトルにして何かを論じる場合には、論じる対象をまず定義付けしなければならないということを再確認した。
「心」とは、何かをしようととした時に、抑制されている別の行動であり、もっと言うと未知の状況において抑制されていたそれが発現してしまう現象を「心の現前」としてダンゴムシの心を見て取ろうとする試みがなされている。
「心」とは、単純に「感情」ということではなく、「思ってたけど言わなかった」とか「しかなった」という「抑制」が鍵となっているというのがポイント。
私は電車の中でこの本を読んでいて、降りて家路についている最中、いちゃいちゃしてるカップルを見つけて追い越すときに「ケッ、いい大人が手なんか繋いでるんじゃないよ、舌打ちしてやろうか」と思った瞬間にハッこれが私の心…!と体感的に心の存在を認識したが何とも情けない。
最後に、いいと思った部分を引用する。

相手に働きかけ、待ってみる。そのような当たり前の態度は、相手の不可解な行動も、そして音信不通も、心の働きだと思わせてくれます。そして、新たな働きかけが生まれます。心の科学の成果は、そのように世界の見方を変えるきっかけを与え、世知辛さから解放する手助けをすることができると思います。

「待つ」事がみんな難しくなってきているから生きづらいのかな。
私は鈍臭い方なのだが、その鈍臭さが幼稚園の頃から今に至るまで、何人の人を苛立たせてきたかわからない。
そんな自分を正当化してしまいたくなる。
仕事でも時短とか効率とかそういうのが飛び交って内心ウンザリすることもしばしば。
世間は鈍臭い人間に厳しい。
とか言ってると社会人として失格なんだろうけど、別に社会人として適合していこうとも思ってないしな。
いや、果たすべき使命は果たそうとは思うけどさ、少し人より遅いくらいでイライラされる筋合いはないと思うわけだよ。
これも鈍臭い奴の言い分で、テキパキしてる人から見たら頭に来ることこの上ないんだと思うけど別にいいやって感じ。

最後仕事の愚痴になっちゃった。
とりあえず最近はこんな本を読んで暮らしていましたよという話でした。
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捨て報告13/10/5  

少しだけ部屋を片付けた。

捨て10/5

・りぼんの付録の紙箱
・フリーペーパーの類大量
・菓子が入っていた箱
・アイロンの箱
・色褪せ、破けたリュックサック
・さすがに着すぎたポロシャツ
・サイズを間違えてほとんど着られなかったシャツ
・片割れを失ったボロボロの靴下

こんなところ。
衣替えの時期になって思ったんだけど、最近家と仕事の往復ばかりで、休日も家にいるか出かけても近所の図書館に行くくらいなので、めっきり私服を着なくなった。

思えば夏にワンピース2着買ったのに1着は着る機会すらなかった。
私服と仕事にいく服がかけ離れているというか、私服がジーンズとかパーカーとか仕事に着ていけないものが好きだから、互いが互いのタンスの容量を圧迫する。
まあ、どちらもそんなに量持ってないんだけど…
今年一度も着なかったTシャツとか来年も着なかったら考えないとなあ。

着たい服が着られないのは案外ストレスがたまる。
雑誌とかを研究して新境地を開拓するしかないのか…
でも雑誌みたいな華やかOLみたいなのはちょっと違うし困った

category: 掃除・物減らし

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