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不思議なこと

Wed.21.03.2012 0 comments
私は小学生の頃図書委員だった。
貸し出しの仕事を持ち回りでしたり、図書朝会用の巨大絵本をみんなで作ったりするのはそれなりに楽しかった。

しかし、本が好きだったのかと言われるとそうではない。
その証拠に小学生のときに読んだ本はあまり覚えていない。
でも、借りた本の数は多かった。
と言うことは、ただ図書委員に入って、ただ借りた本の数だけ増やして、「読書好き」を演出していたということだ。
なぜなのかはよくわからない。
一つ言えるのは当時読書家の男の子が好きだったということだけだ。
共通点が欲しかったのかなあ。

自分が「読書好き」を演じていたことにはわりかし最近気が付いた。
不思議なことに、自分は読書が好きだと思い込んでいたのだ。これって空脳でしょうか。
今でも本は読むし、ツイッターの自己紹介には「好きなことは読書」と書いているが、特別好きというわけでもない。
ただ、暇つぶしに読んでいるというだけ。
読書が本当に好きな人は本を読まないと生きていけないかも知れないけど、私は今から一生本が読めなくなっても困りはしないと思う。

村上龍さんも『無趣味のすすめ』の中で、読書は小説の資料集めであって趣味ではないと言っていた。
人はなぜ本を読むのだろう。
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