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もてない人間の雑記帳・ゆるく断捨離中

映画『ゼロ・グラビティ』を見た  

ゼロ・グラビティを見てきました。
仕事帰りに一人で行って、同じ列の人々が自分以外全員カップルというすごい席だった。

以下ネタバレ畳みます。
えらく登場人物の少ない映画で、最初から最後の最後一場面までず~~っと宇宙。
宇宙でのミッション中に、衛星がバーンってなって破片が軌道に乗ってしまい、まずい!ぶつかる!
というお話。

主人公は女性宇宙飛行士ってことになるんだと思うけど、どうにも焦りすぎで、何度落ち着けと思ったことか。
でもだから物語として成り立つわけで、見ていて落ち着けよと思うってことは役者さんの演技が優れてるってことだよね。
実際のところは宇宙飛行士ってそういういざという時のためのメンタルの訓練もかなりやってるんだと思う。

ジョージクルーニー演じるベテラン飛行士が、生き残れるのは二人に一人という状況で宇宙の闇に消えていくのが悲しかった。
彼の方が生き残って欲しかったけど、それじゃ物語にならないもんね。

主人公は途中何度もパニックや諦めを繰り返しながらもなんとか生還への道を辿ろうとする。
具体的には国際宇宙ステーションと中国の宇宙ステーションを渡り歩くんだけど、実際にはそう簡単に辿り着けないほど宇宙ってバカ広いと思う。
上下左右どこまで行っても孤独ってどんな状況よ…
変な話、放り出されたジョージクルーニーも宇宙廃棄物ってことになってしまうのかな…
孤独に漂い続けるの?
それを想像しただけでも怖い。

そのロシアの衛星の破片(超巨大・大量)に90分周期で追い付かれるという設定は面白かった。
よく知らないけど、ISSも90分で地球を一周しているらしいので、もし同じ高度にいれば同じ速度で回るから接触はしないんじゃないかなあ。
いや、自分は止まってるのか。
でもステーション内にいるとしたら?
実際のISSは高度およそ400キロメートル、物語中の中国宇宙ステーションは成層圏付近まで高度が下がってるって話だったから、想像以上にものすごいスピードで何もかも動いてることになるんだよね。
そうなってくるとやはり設定にいろいろ無理がある気がするがそこに突っ込みを入れるのは無粋だと思う。
というか、これが実話だったらたまらんよね。
どんだけ死者が出ることか…

彗星のごとく地表まで落下していくクライマックスのシーンは非常によかった。
何がよかったかと言うと、宇宙と地球って本当に繋がってるんだと生きていて初めて思った。
地球(私達のいる大地)と空と宇宙って切り離して考えがちじゃないですか。
宇宙と地球が切り替わるというか、ひと続きになっているのをこのシーンで初めて意識した。
余談だけど、上空100キロメートルをカルマラインと呼び、そこから上がいわゆる「宇宙」なのだそうです。
上空数百キロからのフリーフォール…
普通なら気絶→着水→意識不明のまま窒息死もしくは溺死だよなあ…

映画なので意識を失うこともなく、パラシュートが開いて無事海だか湖だかに落ちるんだけど、そこで溺れかけるシーンが一番恐ろしかったかもしれない。
沈みゆく宇宙船は絶望そのものの姿だった。
ドックを開けても水が入ってくるし、船内が水で満たされたまま万一水圧で出入口が開かなくなったらそれはもう死を意味する。
車でも同じことが言えるよね。
(これが怖いので、私はいつでも車の窓を破れるような準備をしておこうと思っている)
岸の近くに落ちることができてよかったと思った。
むしろ近すぎて、陸だったらどうするんだとも思った。
海のど真ん中に着水したら、ただでさえ体力が消耗してるから陸までたどり着けないよね。
それにしても生還した主人公はあまりにも無傷だったな。
彼女は娘をなくしているという設定だし、命の恩人ジョージクルーニーの分も生きなくてはならないんだなあ…


3Dだったので浮遊物とかグルグル回る場面とか迫力と臨場感があったし、映像も美しかった。
日の出とか真上から見た地球とか。
宇宙を疑似体験できるだけでも見てよかったなと思える映画だった。
タイトルは現代のGravityのままがよかったな。
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