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津村記久子『真夜中をさまようゲームブック』

Sun.20.12.2015 0 comments
美術手帖2015年10月号、春画特集の号の津村さんの小説「真夜中をさまようゲームブック」をやっと読めた。



中はこんな感じ。


ゲームブックって、私はたぶん世代でないんだけど、1冊だけポケモンのを持っていた記憶がある。
各パラグラフに行動の選択肢がいくつか用意されていて、それを順に辿ってエンディングを目指すというもの。
「真夜中をさまようゲームブック」は、主人公が深夜家に帰れなくなるところからはじまる。
これがまた面白い。
いろんな場所へ行ったり、アイテムを手に入れたり、最も面白いのは、「死にエンド」の多さ。
全62パラグラフ中、ゲームオーバーは15パラグラフもある。
私もゴールを目指しながら何度本を閉じよと命じられたことか…
しかもそのゲームオーバーのなり方がいちいち面白い。
一つの行動にこだわりすぎてゲームオーバーを迎えたときに、
「君は依怙地な人間だと言われたことはないか」
という文を目にしたときはもう笑ってしまった。

私はゲームブックには詳しくないけど、とてもよくできている。
しかも途中失敗してもちゃんと物語の真相がわかるエンドに連れて行ってもらえるのも良心的。
ちなみにプレイヤーが男女どちらでもいいように配慮されている。
私は男性のつもりで読んだけど、誰でも主人公になって真夜中をさまよえます。
架空の世界でなく、日常世界がゲームブックの舞台になっているけど、結構楽しめるもんだなと思った。

一応フローチャートを作ったけど、自分にしかわからないくらい汚くなりすぎたのでアップはやめておく。
絶対通るところだけ選んでいけば最短ルートでゴールできるけど、途中自分の判断でなく運試しで進むようなところもあるので、エンディングを迎えるのにそれなりに苦労すると思う。

津村さんはゲームブックにも造詣があったんだなあ。

ところで本編は春画特集だったわけだけど、普通に女性向け大人の玩具の宣伝と言うか記事が載っていて驚いた。
春画は…なんかものすごい世界だよな。
女の人の方が抵抗なく見られるっていうけどうーん現代の女性はきれいなものの方が好きだろうな。
これは昔のものだからこそ受け入れられるというか。
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